油を使わない新しい食文化の提言 ※「水素調理」商標登録出願中
水素ガス(純度99.99%)の燃焼後は水蒸気となるため、モイスチャー効果により食材をジューシーに調理する事が出来ます。
肉・魚・野菜の調理はもちろんの事、パンや 焼きおにぎりなどの炭水化物にも水素炎は、 適しています。 また、とんかつなど油に揚げる料理などは、 油を使わずおいしく頂けます。 このような油を使わないヘルシー料理も 水素調理の特徴と言えます。
水素が燃焼してできる炎は、右図のスペクトルに見られるように紫外光からマイクロ波に近いところまで含まれています。
他方、化石燃料が燃焼すると、十分酸素と結合した場合は、バーナーの炎の写真(青い炎)のように、熱でCHやC2の反応中間体が励起され、炎の色はお馴染みのブルーとなっています。
燃焼温度が高くても、食品の深部まで熱が伝わるためには
赤外光やマイクロ波に近い波が必要であり、
そういった意味で言えば、オレンジ色の炎のように、不完全燃焼で低温でもススが
熱放射している炎の方が、赤外光が出や
すい。水素炎は、食品の深部まで熱を通すことのできる赤外光やマイクロ波に近い
波を豊富に有しています。
水素炎の作用については、今後、東京農大との共同研究
で明らかにしていく予定です。
化石燃料の燃焼熱により、表面の細胞水が蒸発し 表面から焦げる。主に表面から芯部にかけて熱伝導していくので、芯部に火が通るまで時間がかかる。
水素と酸素が結合してできた水蒸気が細胞水の蒸発を抑えるため焦げにくい。赤外光~マイクロ波の効果で芯部まで火が通る。